カバー・アートの巨匠たち:ギーガーとヒプノシス | ショッピングの人類学

ショッピングの人類学

モノを買い、コトを楽しむ人間の生態を観察する、ショッピング人類学のブログ

LPレコードからCDにかわったとき、何が変わったか。
何よりも、ジャケットデザインという分野が変化した。
30センチのLP時代には、ジャケットデザインに絶大な存在感があった。

このH.R.ギーガーがデザインした、プログレッシブロックの巨人、EL&Pの『恐怖の頭脳改革』(Brain Salad Surgery)などは、記憶に残る一枚。
ギーガーといえば、映画『エイリアン』のデザインで有名だが、それ以前にも、すばらしいジャケットデザインをいくつも発表している。
ギーガーとともに、記憶に残っているのがデザイン集団「ヒプノシス」だ。
Led ZeppelinやPink Floydのジャケットデザインを多く手がけている。
個人的には、このピンク・フロイドの『アニマルズ』が印象深い。
イギリス・ロンドンにいったとき、たしか中心部からガトウィック空港に向かう列車の左手に、この発電所がみえた。涙が出そうになったのをおぼえている。
mach55さんによると、ヒプノシスは、ユーミンの『昨晩お会いしましょう』のジャケットも手がけているという。知らなかった。
なおmach55さんは、復刊ドットコムで、「アートワークス・オブ・ヒプノシス」の復刊運動をされている。
私も投票しました。みんな投票しよう!