入学式でレオナルド・ダヴィンチに | ショッピングの人類学

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わが大学でも、昨日入学式があった。
だが、今年はちょっと違っている。管理職の教授連が、試行的に、アカデミックガウンを着用することになった。そう、あの角帽にガウン姿という、欧米の大学では、ほぼあたりまえの衣装だ。

「だめだめ新newシャイン!」によると、某工業大学(東京工業大学のことだが)では、本年度から卒業式でアカデミックガウンを着用することを奨励するようになったらしい。→こちらを。
着物の着付けほどではないが、アカデミックガウンの着方にも、いろいろきまりがあるらしい。くわしくは、東京大学の「式典でのガウン着用について」を。

かくいう私も、今回、アカデミックガウンを着用することになった。
大学・大学院は西洋かぶれしたバタくさい大学だったが、不思議にアカデミックガウンの習慣はなかった。だから、事務局の方に着方を教わる始末。

着てみると、レオナルド・ダヴィンチみたい。
なぜなら、角帽じゃなくて、八角帽だったから。最初は角帽をイメージしてたんだが・・・

今回、ガウン着用の企画がもちあがってわかったのだが、やはり、この習慣、日本ではまだま普及していない。ガウンをレンタルする業者もあるが、1着1万円程度。注文すれば、もちろんもっと高い。

そこで妙案。
国立フィリピン大学出身の教員がいて、フィリピン大学でもアカデミックガウンは定着しているとのこと。フィリピンで注文するとかなり格安だというので、即断。

さて、アカデミックガウンを着てみると、う~ん、なかなかいい。
ささやかな変身も楽しいじゃないか。
あっ、写真とるの忘れた!