アメリカ式招き猫 | ショッピングの人類学

ショッピングの人類学

モノを買い、コトを楽しむ人間の生態を観察する、ショッピング人類学のブログ

dollerしばらく、日本を離れていたので、すっかりブログを留守にしてしまった。
帰国の飛行機のなか、機内誌に気になるものを発見。

米国1ドル紙幣未裁断シート(本体価格¥29,800)

なんでも、「お金と縁が切れずに、つながりを保てる」という意味から、アメリカでは、カジノ、ホテル、飲食店などに、日本の招き猫と同じ感覚で飾られているとのこと。
米国造幣局発行の説明書付で、切り離せば使用可能。
しかし待て。普通なら、32枚のシートで32ドル。それが三万円とは・・・
レアものだから仕方がないか。

「お金と縁が切れず・・・」というは、いかにも日本人が好きそうな由来だ。
どうせなら、「お金と円(縁)が切れず・・・」ということで、未裁断の千円紙幣シートがあればいいのに。