安眠と騒音のあいだ | ショッピングの人類学

ショッピングの人類学

モノを買い、コトを楽しむ人間の生態を観察する、ショッピング人類学のブログ

私は、枕の下に、アラームがわりに携帯電話をしいて寝ている。アラームといっても、着信音を鳴らすのではなく、マナーモードにしている。着信音よりも振動があるほうが、私にとっては置きやすい。

こんな私のやりかたが、すでに商品化されていた。しかも2年前に。 ニチオー工業「クイックぴろー」だ。
枕に目覚まし時計が組み込まれていて、振動で起こしてくれる。

商品も面白いが、「クイックぴろーモニターの声」というのが、いかにもニチオー工業の方が、知恵をしぼって「それらしく」書かれた形跡があり、楽しめる。
「開発秘話」というところに載せられているが、まさに「モニターの声を開発した」努力のあとがみる。

たとえば、「輸出の仕事をしていると、夜中のロンドン市場が気になって・・・だからといって目覚まし時計で起きちャーネ」とかね。