ショッピングの人類学

ショッピングの人類学

モノを買い、コトを楽しむ人間の生態を観察する、ショッピング人類学のブログ

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大阪府下の銭湯が「洗髪料」を廃止するとのニュース。

なんでも、いままで、銭湯で洗髪する人(女性のみらしいが)は10円支払う必要があったとのこと。

しかし、制度として有名無実。

もともとは、明治時代に鬢付け油を洗い流す人がいたため、「洗髪料」という制度が生まれたらしい。

ちなみに、佐賀県と沖縄県には、まだこの制度があるらしい。

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沖縄では、とにかくゴーヤづくしなのだ。地元のファーストフード、ジェフでゴーヤバーガーにゴーヤジュースを体験。
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しばらく休眠状態のブログを沖縄で再開。沖縄のコンビニに、本土で絶滅したはずの、クラシックのボンカレーがあるのを発見。
chili

韓国みやげといえば、のり、朝鮮人参入りチョコ、そして唐辛子チョコ。
なんでも、唐辛子や朝鮮人参を入れればいいってもんじゃないが、この唐辛子チョコはいける。
たしかにピリッとするが、チョコは比較的上質。
職場のお土産にもよろこばれている。
lush pop

先日、久しぶりにラッシュ に行ってきた。
ここは奈良・橿原のダイヤモンドシティ にあるラッシュ。

日本の他の店舗と違うのは、ディスプレイのうまさ。
狭い店舗ながら、商品の奥深さをみせてくれる。
ポップもなかなかいい。
「オソオセヨー、ダイソーイムニダ」(いらっしゃいませ、ダイソーで~す)
韓国・プサンのダイソーにひびく声。

知らないあいだに、プサンの西面(ソミョン)の地下街にダイソーができていた。
百円ショップが海外進出するのは、別におどろくことではないが、韓国で上手くやっていけるかは少々疑問。
すでに、韓国で何軒も店をたたんでいる。

さて、プサン・ダイソーの雰囲気はというと、日本とほとんど同じ。
しかも、商品のパッケージがすべて日本語だから、ダイソーをそのまま日本からもってきたという感じ。
ただ、店のレイアウトが雑然としていて、品揃えもあまりよくない。

韓国で百円ショップが永続きしない理由はわかる。
路上や市場では、百円ショップで売られているものとほぼ同じものが、同じかそれよりも安い値段で買えるからだ。
日本で百円ショップが繁盛するのは、「えっ、こんなの百円で買えるの!」という驚きと、圧倒的な品揃えで、見て楽しむというエンターテイメント性を付加しているからだろう。
プサンには頻繁にいくので、ダイソー・プサン店、どうなるか見守りたい。

qbhouse  これ、全国に286の店舗をもつヘアカット専門店QB HOUSE でくれるクシ。

10分1000円(税込)で、ヘアカットをしてくれる。

シャンプー、ブロー、シェービングなどの手間を省略し、早い・安いを実現。


無駄を省いた点は、それだけではない。

店内にはちりとりがない。

カットで散らかった髪の毛をどうするか観察してみると、客がすわるチェアの下の台に秘密があった。

台にはフタがついていて、それをあけて、かきあつめた髪の毛をホウキで入れるようになっている。

これで、掃除をする時間が短縮され、回転もはやくなる。


また、店の前には、赤・黄・緑のランプがあり、色で待ち時間を知らせてくれる。

赤は10~20分、黄は5~10分、緑は5分以内。


写真のクシは再生紙でできていて、衛生面への配慮から、同じものを二度と使わないそうだ。

使用済のクシは客にくれる。

a アヲハタ55ジャム のビンがリニューアルした。

ビンの上部の4ついのくぼみがある。握力の弱い人にも、力がはいりやすいようにとの配慮だそうだ。
そういえば、いつも「おとうさん、ちょっとコレあけてよ」といわれる。
4つのくぼみは、斜め左さがりになっていて、理屈はわからないが、左利き・右利きともに、使いやすいようになっているそうだ。
いわゆる「ユニバーサルデザイン」が特徴。

それから、ビンのラベルに、「開栓日メモ」という欄が付け加えられたのも、リニューアルの目玉。
ビンをあけた日を消費者に意識させるというねらい。

デザインというのは、もともと身体とモノとのインターフェイスをあつかうことだ。
だから、アヲハタの試みは、デザインの原点を忠実にまもっていることになる。
key 最近不愉快なこと。
MacのKeynote (プレゼンテーションソフト)でプレゼンをすると、きまって「このパワーポイントきれいですね」だって。

これは「パワーポイント」ではない、「Keynoteで作ったスライド」だ!

プレゼン用のスライドそれ自体、あるいはプレゼン用のソフト全般を、「パワーポイント」と呼ぶと勘違いしている人が多い。
いうまでもなく、パワーポイントはマイクロソフト社の製品名。たしかに、ウィンドウズとマイクロソフト製品のシェアから考えて、パワーポイントがプレゼンソフトの代名詞になってもおかしくはない。付箋一般が「ポストイット」と呼ばれているように。

しかし、Keynoteとパワーポイントはぜ~んぜ~ん違うのだ。
Keynoteは、とにかく品がいい。
なんでもかんでも「パワーポイント」と呼ぶな!